ノーリツ社長に腹巻氏 給湯器事業を立て直し

2020/6/26 19:35
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記者会見する腹巻取締役(右)と国井社長(26日、神戸市)

記者会見する腹巻取締役(右)と国井社長(26日、神戸市)

給湯器大手のノーリツは26日、腹巻知取締役(61)が10月1日付で社長に就く人事を発表した。国井総一郎社長(66)は会長に就く。同社の2019年12月期は中国事業の不振や国内の給湯器販売不振などで連結純利益が前の期比約7割減と苦戦。国内外の給湯器の開発にも携わった腹巻氏にバトンを渡し、高付加価値商品の提供による経営の立て直しを目指す。

腹巻氏は国内事業本部長として事業再編を先導した。システムバスや洗面化粧台など住設システム分野の生産開発から撤退を進め、789人の希望退職も実施した。同氏は26日の記者会見で「不採算の分野にはメスを入れていく」と話した。

ノーリツは中国で売上高の2割弱を稼ぐ。ただ前の期の中国売上高は11%減だった。腹巻氏は「中国国内の生産拠点の合理化を進める。(給湯器の)取り換え需要に重点に置きたい」と述べた。

19年12月期の連結売上高は2083億円。今後は21年12月期を初年度とする中期経営計画を策定する予定で、腹巻氏は「(長期的には)営業利益100億円を目標としたい」と意欲を示した。

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