クレーン車が民家に倒れ火災 大阪・高槻、女児1人けが

2020/6/26 19:14
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工事現場で倒れて住宅に突っ込んだクレーン車のアーム=26日午後6時3分、大阪府高槻市(共同通信社ヘリから)

工事現場で倒れて住宅に突っ込んだクレーン車のアーム=26日午後6時3分、大阪府高槻市(共同通信社ヘリから)

26日午後5時10分ごろ大阪府高槻市南松原町で、近所の住人から「重機が倒れて家に突っ込み煙が出ている」と110番があった。大阪府警高槻署によると、倒れたクレーン車のアームの部分が民家を直撃し、火災が発生。この家に住む1歳の女児が腕に軽いけがをした。同署が当時の状況を詳しく調べている。

高槻署や消防によると、クレーン車は葬儀場の建物の解体工事をしていた。クレーン車は高さが20メートル以上あり、道路をまたぐように倒れた。民家は木造2階建てで、アームがめり込んだ2階から火が出たが、約50分後にほぼ消し止められた。事故当時、女児と母親は1階のリビングにいた。母親にけがはなかった。

解体工事は府内の建設会社が担当。クレーン車の作業員にけがはなかった。同署は今後、作業員や会社に話を聴き、業務上過失致傷容疑を視野に調べる。

関西電力によると、現場の周辺では午後6時30分時点で約180戸が停電した。現場は阪急高槻市駅から東に約500メートルの住宅街。

住民からは驚きと困惑の声が漏れた。実家に帰省していた会社員、横江祐人さん(26)は「突然ドーンという音が響き、建物が揺れた」。近くに住む主婦(56)は「大破した民家は新築だったので気の毒。停電の復旧見通しが立たないため、近くの公民館に避難する」と話した。

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