CCC系、SBIと金融サービス
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下でTポイント事業などを手掛けるCCCマーケティングホールディングス(東京・渋谷)は26日、住信SBIネット銀行(東京・港)と連携し、新たな金融サービスを始めると発表した。T会員への金融サービス充実を図るのが狙い。
住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」を活用し、金融取引機能を付加する。1年以内にサービス開始を目指す。詳しい機能は未定。Tポイント会員数は7000万人以上で、20~30代の利用者が多い。
CCCマーケティングホールディングスはT会員に向けたサービスの拡充を進めている。2019年にはSBIホールディングス傘下のSBI証券と連携し、Tポイントで投資信託を購入できるようになった。
住信SBIネット銀行はCCCマーケティングホールディングスの若者に強い顧客基盤を生かし、ネット銀行の利用者を増やす狙いだ。(藤生貴子)