河野防衛相「国民に選択肢示す」 地上イージス断念で

2020/6/26 14:35
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河野太郎防衛相は26日の閣議後記者会見で、今後のミサイル防衛について「様々な選択肢を国民に認識してもらうのは重要だ」と述べた。計画を断念した地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策に関し、情報発信を強化する考えを示した。

日本外国特派員協会で質疑に応じる河野防衛相(25日、東京都千代田区)=共同

河野氏は「イージス・アショア以外にも様々なオプションがある。テーブルに乗せて一つずつ長所短所をしっかり見る」と語った。「防衛省として、この議論を国民にわかりやすく情報発信する」とも述べた。

地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)で弾道ミサイルを迎撃した場合、ミサイルの破片が市街地に落下する恐れがある。河野氏は「ミサイルの被害と破片の被害を比較し、PAC3を展開する」と説明した。破片による被害はやむを得ないとの認識を示した。

防衛省はイージス・アショアの山口県への配備を巡り、自衛隊演習場内にブースター(推進装置)を落下させるとして地元に理解を求めてきた。この安全確保策が不確実だと判明し、配備計画を断念した経緯がある。

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