オムニビジョン、チラつき対策の車載用画像センサー

2020/6/26 10:26
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半導体画像センサー大手の米オムニビジョンは、自動車向け製品を相次ぎ開発した。車外を撮影する画像センサーは、発光ダイオード(LED)の光を撮影したときに生じるチラつきを防ぎ、逆光や暗所でも精細な映像となる。車内監視カメラでは6.5ミリメートル四方の超小型カメラを投入する。運転支援システムや自動運転の市場拡大に対応する。

画像センサー「OX03C10」は、逆光でも高細な画像を撮影できる「HDR」の機能を搭載する。HDRは明るさの異なる複数の画像を合成するため、一般的なHDRの動画はフリッカー現象を起こしやすい。オムニビジョンは画像の合成の仕方を工夫することで、LEDを撮影した際のチラつきを防げる。

同製品は自動車のバックミラーやサイドミラーを電子ミラーにする需要などを見込む。競合よりも消費電力が25%抑制でき、カメラモジュールにした際の大きさも半分程度になるという。

車内監視用の小型カメラ「OVM9284」は、半導体の製造技術を使うことで小型化する。カメラの設置場所の自由度が高まり、運転者から見えない場所に設置すれば、カメラを気にせずに快適に運転できるようになるという。近赤外線を使い、暗闇でもはっきりとした画像を撮影できるという。(広井洋一郎)

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