メキシコ中銀、0.5%利下げ 9会合連続

2020/6/26 6:24
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メキシコ銀行(中央銀行)は25日、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.5%引き下げて5%にすることを決めた。利下げは9会合連続で、全会一致で決めた。新型コロナウイルスの感染拡大による小売店の営業停止や工場の稼働停止で経済が落ち込んでいるのに対応した。

メキシコ銀行本店

政策金利は2016年11月以来の低い水準となった。5月後半から経済活動は徐々に再開しているが、中銀はこの日の声明で「不確実性は続いている」と指摘した。

社会保険庁(IMSS)によると、メキシコでは3月から5月までで100万人以上の公式雇用が失われた。建設や観光での失業者が目立つ。新型コロナの感染者数の拡大も続いている。

中銀は5月下旬に、2020年の実質経済成長率がマイナス8.8%に落ち込む可能性があるとの見通しを示している。

次回の金融政策決定会合は8月に予定されている。金融市場では、中銀が政策金利を「年末までに4~4.5%まで引き下げる」(米ゴールドマン・サックス)などと、利下げ継続を見込む声が優勢だ。

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