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ゴー前首相、政界引退へ シンガポール

【シンガポール=中野貴司】シンガポールのゴー・チョクトン前首相が7月10日投開票の総選挙に出馬せず、政界を引退することが25日、明らかになった。ゴー氏は1990年から14年間、首相を務め、アジア通貨危機などを乗り切ってきた。シンガポール政界の世代交代が進むことになる。

ゴー・チョクトン前首相(左)は25日までに、リー・シェンロン首相に政界引退の意向を伝えた(リー氏のフェイスブックページより)

リー・シェンロン首相が25日、フェイスブックでゴー氏から政界引退の意向を伝えられたことを明らかにした。リー氏は「40年近く行動を共にしたゴー氏が政界引退を決意したと聞き、悲しい」と投稿したうえで、ゴー氏の長年の貢献に謝意を示した。

ゴー氏は76年に政界入りし、90年に故リー・クアンユー氏の後を継いで第2代首相に就任した。04年に首相を退任した後も11年まで上級相にとどまり、政界の重鎮として存在感を示してきた。地元紙ストレイツ・タイムズが掲載したリー首相宛ての手紙の中で、ゴー氏は「80代になれば今と同じ情熱を傾けられなくなる」と引退の理由を説明した。

リー首相は23日、国会を解散すると発表した。与党の人民行動党(PAP)は、リー氏の後継候補であるヘン・スイキャット副首相兼財務相らが前面に出て総選挙を戦う方針だ。野党、労働者党のラウ・ティアキアン前書記長も不出馬を決めており、今回の総選挙を機に世代交代が加速する。

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