東電HD総会、株主提案否決 東通原発の建設中止など

2020/6/25 18:35
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東京電力ホールディングスは25日、東京都内で定時株主総会を開いた。青森県東通村での原子力発電所の建設中止や、石炭火力発電からの撤退などを求めた株主提案9議案は全て否決された。

会社提案の取締役選任議案が可決された。川村隆会長が退任し、会長は空席になった。続投する小早川智明社長は配当再開メドに関する質問に対し「着実に利益を確保し企業価値を向上させ株主の期待に応える」と語った。

関西電力の金品受領問題に関連し、東電HDは監査委員が現役役員や過去10年の役員経験者などに聞き取り調査を実施。問題事案は確認されなかったと説明した。

新型コロナウイルスの影響については4~5月の販売電力量が前年同期比7%減だったと明らかにした。テーマパークや飲食店、学校などの落ち込みが大きかった。

出席した株主は333人(昨年は1187人)、開催時間は2時間11分(同、3時間3分)と東日本大震災が起きた11年以降で最も少なく、最短だった。同社はコロナ感染拡大防止のため株主に来場を控えるよう求めていた。

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