東大、福島・広野町に放射線の研究拠点 年内めど

2020/6/25 17:44
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東京大学アイソトープ総合センター(東京・文京)は福島県広野町に放射線の研究拠点を開設する。現在は放射性物質の測定や除染研究のため東京から研究者が通っているが、年内をめどに複数の研究者が常駐する拠点を設け、研究を効率化する。将来は放射線技術を生かし、医薬品を開発する研究所を広野町につくることも検討する。

同センターと広野町が相互に協力することで合意した。新拠点の場所は未定だが、公共施設に入居する案などがある。

東大アイソトープ総合センターは2016年から広野町で放射性物質の研究、原発災害に関連した住民の健康相談などを実施している。同センターは放射線を利用した医薬品開発の研究で実績がある。将来の研究所の構想では、基礎研究のほか、新型コロナウイルスをはじめとする感染症関連の薬の研究が候補になるという。

今回開設する拠点は地元の学校教育や人材育成にも協力する。福島県も東大の活動を支援する。

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