/

企業の現預金、過去最高の283兆円 3月末

日銀が25日発表した1~3月期の資金循環統計によると、3月末時点で企業が持つ現金・預金の残高は前年同月比4.5%増の283兆円と過去最高を更新した。新型コロナウイルスによる景気の悪化に備え、手元資金を確保する動きが出た。

伸び率は2018年3月以来2年ぶりの大きさ。残高も19年9月(272兆円)を超え、比較できる05年以降で最高だ。

目先の資金を確保する動きはコマーシャルペーパー(CP)の発行増にも表れている。金融負債側を見ると、CPなど債務証券の残高も75兆円と14.4%増えた。

海外企業の買収など対外直接投資の残高は144兆円と4.1%の伸びにとどまった。19年12月(14.2%増)から鈍化し、前期比では5四半期ぶりの減少となった。

4月以降は新型コロナの本格的な感染拡大を受け、企業の守りの姿勢がより強まっている可能性がある。第一生命経済研究所の星野卓也氏は「資金が投資に向かわなければ、中長期的に企業の成長力が弱まりかねない」と指摘している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

企業:
業界:

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン