スカイマーク、国内線7割を再開 7月前半

2020/6/25 14:10
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スカイマークは25日、7月1日から16日の運航計画を発表した。計画比の減便率は29.4%で現在の43.4%から14ポイント改善し、約7割が復便する。東京都などで都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことにより、航空需要は徐々に回復している。路線は成田空港発着路線を除く20路線が既に再開しており、便数も新型コロナウイルス感染拡大前の水準に近づきつつある。

スカイマークは7月の運航率が7割に回復する

発着地別では羽田発の減便率が27.5%、新千歳発が30.0%といずれも3割程度の水準まで改善、福岡発の減便率は0.4%とほぼ計画通りの運航に戻る。

5月に85.8%に達したスカイマークの減便率だが、国内の移動自粛緩和で「ビジネスや帰省などと思われる需要が増加してきた」(同社)として急ピッチで復便を進めている。一方、同社唯一の国際線定期路線である成田―サイパン線については運休期間を延長し、9月末までの運航の取りやめを決めた。

新型コロナによる出入国制限が続く中、航空会社各社は国内線の再開を急いでいる。全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)は7月の運航便数を計画の5割程度まで戻すことを決めたほか、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは7月22日以降の国内線全便再開と8月の増便を発表している。

東京を中心に新型コロナの感染拡大第2波への懸念はなお残る。一方で8月以降、政府の国内観光需要喚起策「Go To キャンペーン」が始まれば航空需要の回復がさらに進むことも予想される。感染防止の徹底を図りつつも同時並行で復便を急ぐ動きが今後も続きそうだ。(井沢真志)

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