菅原前経産相を起訴猶予、東京地検「辞任、謝罪を考慮」

社会・くらし
2020/6/25 11:59 (2020/6/25 15:56更新)
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自民党衆院議員の菅原一秀前経済産業相(58)の公設秘書が選挙区内の有権者に香典などを渡した問題で、東京地検特捜部は25日、公職選挙法違反容疑で刑事告発された菅原氏を不起訴処分(起訴猶予)とした。菅原氏が経産相を辞任し、記者会見で謝罪したことなどを考慮したという。

特捜部によると、菅原氏は2017年7月~19年10月ごろ、故人の枕元に供える枕花として選挙区内の18人に計約17万5千円相当の生花を寄付。18年12月~19年8月ごろ、香典として選挙区内の9人に計12万5千円を寄付したとされる。

特捜部は起訴猶予の理由として「公選法を無視または軽視する姿勢が顕著とまでは言いがたい。経産相の職を辞し、記者会見で事実を認め謝罪したことなどを考慮した」と説明した。

菅原氏は25日、「告発されたことを重く受け止め、心から反省している。深くおわび申し上げる」とコメントした。

菅原氏は秘書が香典を手渡したなどと報じられ、昨年10月に経産相を辞任。今月16日、都内で記者会見を開き、香典の提供が公選法違反にあたるとの認識があったと説明し、謝罪した。

公選法は政治家本人が告別式などに出席する場合を除き、選挙区内で香典を渡すことを禁じている。

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