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大戸屋HD株主総会、コロワイドの役員提案を否決

定食店チェーンの大戸屋ホールディングスが25日午前に開いた株主総会で、株式の19%を持つ筆頭株主の外食大手コロワイドが提案していた取締役候補の議案が否決された。大戸屋HD側が出した現経営陣を中心とした役員案を可決した。人手不足や新型コロナウイルスの流行によって業績が落ち込んでいるなか、窪田健一社長らが引き続き再建を指揮する。

大戸屋HDによると議決権を行使した株主(コロワイドを除く)の8割強が同社案に賛成したという。大戸屋HDでは3月末時点で株主の約6割を一般の個人投資家が占めるとみられる。店内で材料の仕込みから調理して和食を提供する独自の店づくりには株主の根強い支持があり、現在の経営陣への賛同につながったようだ。

コロワイドは居酒屋「甘太郎」や焼き肉チェーン「牛角」を運営しており、2019年秋に大戸屋HDの創業家から株式を取得した。取締役候補12人には大戸屋HDの窪田社長や、同社の実質的な創業者で2015年に亡くなった三森久実氏の長男・智仁氏らを掲げていたが、株主には経営陣の刷新を求める役員提案が強引なやり方に映ったようだ。

総会で選ばれた取締役は窪田社長などこれまでの取締役8人に、新たに3人を加えた。

ただ大戸屋HDは人手不足に伴うコスト増や値上げによる客離れが響き、2020年3月期の連結最終損益は上場して初めての赤字になった。今後はメニューを見直し定食店「大戸屋」以外の新しい店を増やす考え。23年3月期に連結売上高を前期より17%伸ばし、経常損益を9億6000万円の黒字(前期は5億6900万円の赤字)に転換する目標を掲げている。

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