金品受領「株主に深くおわび」 関電社長、総会で陳謝

2020/6/25 10:45 (2020/6/25 13:33更新)
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関西電力の株主総会会場に向かう株主ら(25日午前、大阪市住之江区)

関西電力の株主総会会場に向かう株主ら(25日午前、大阪市住之江区)

関西電力は25日、大阪市内で定時株主総会を開いた。役員らによる金品受領問題が2019年9月に発覚した後、初めての総会となる。冒頭で森本孝社長は「多大なご迷惑とご心配をおかけし、株主の皆様には誠に申し訳なく、深くおわびする」と陳謝した。

株主からは問題に対する批判が相次いだ。経営改善の取り組みを問う質問に、森本社長が「外部視点を重視する仕組みを整え、役員や従業員の意識や行動を変える取り組みを進める」と応じた。

総会では問題の再発防止や信頼回復に向けた施策を議決した。社外取締役による経営監視が厳しい指名委員会等設置会社への移行や、会長に就く予定の前経団連会長の榊原定征氏を社外取締役に迎える役員人事案の承認を得た。

今回は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、約3500人を収容できる会場で入場を約800人に制限した。前年に比べ506人少ない328人が出席し、3時間6分で総会を終えた。

関電の第三者委員会によると、福井県高浜町の元助役(死去)らからの金品受領者は75人、総額は約3億6000万円相当に上った。関電は旧経営陣5人に善管注意義務違反があったとして、19億円強の損害賠償を求める訴訟も起こしている。

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