シンガポール5G、主要機器はエリクソン・ノキア採用

2020/6/24 22:52
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【シンガポール=谷繭子】シンガポール・テレコム(シングテル)とスターハブ・M1(エムワン)連合の通信大手2陣営は24日、次世代通信規格「5G」の基地局などの主要機器の供給パートナーでそれぞれスウェーデンのエリクソン、ノキアを採用すると発表した。中国の華為技術(ファーウェイ)も採用を働きかけていたが、主要機器では不採用となった。

シングテルはエリクソン、スターハブ・M1連合はノキアを選んだ=ロイター

シングテルは同国の通信最大手、スターハブは同2位、エムワンは同3位だ。政府は4月末に両陣営に対して5Gの予備免許を交付すると発表。24日に免許の交付が正式に決まった。5Gのサービスは2021年1月に開始して、25年末までに全国に広げる計画だ。

イスワラン情報通信相は5Gの機器を巡って「ファーウェイを排除していない」と強調した。ファーウェイと組んだオーストラリア系のTPGテレコムは免許を逃したが、特定の区域や施設内に限ったローカル5Gサービスの提供を認められている。スターハブは基地局などの主要な機器以外では、ファーウェイを含む複数の企業の機器を採用すると述べた。

新型コロナウイルスの影響で経済が減速し、サプライチェーンの停滞も懸念されているが、政府は5Gの整備を予定通り進める方針だ。現行の4Gより通信速度が最大100倍にもなる5Gは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」など新技術を活用した新たなビジネスを加速すると期待されており、経済競争力の強化に欠かせないとみている。

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