茨城のコンビナート、コロナ流入阻止へ厳戒の定期修理
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三菱ケミカルなどの化学プラントが集積する鹿島東部コンビナート(茨城県神栖市)に新型コロナウイルスの影響が及んでいる。全国から32万人を動員予定だった定期修理(定修)を、感染流入を警戒する県の要請を受け延期・縮小。だが施設の安全を守るには大幅な延期はできず、対策を徹底して実施に踏み切った。開始から1カ月余りが経過、緊張した状況下での作業が続いている。
定期修理は危険物を扱うプラントの事故を防ぐため定...
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