狭山茶、農業遺産に再申請 2年前に落選、説明を改善

2020/6/24 19:30
保存
共有
印刷
その他

埼玉県入間市、所沢市、狭山市など狭山茶の産地である11市町や業界団体などで作る「狭山茶農業遺産推進協議会」は、農業遺産認定を目指して農林水産省に再申請した。同省が認定する日本農業遺産の他、国連食糧農業機関(FAO)による世界農業遺産も視野に入れる。

農業遺産認定を目指す狭山茶の栽培風景

同協議会は2018年に初めて農業遺産に申請したが、他の茶の産地との違いが明確でないなどの理由で落選していた。1次審査の結果は今年9月頃判明する見通し。

同協議会によると、狭山茶は生産者自らが茶葉の生産、加工、販売まで一貫して手掛けるシステムが特徴。14世紀に狭山丘陵周辺で栽培されていた「河越茶」がルーツとされ、江戸幕末期には栽培から販売までの一貫生産システムが確立されたという。

前回の申請では、一貫システムの説明や地域の農村文化への波及効果が不明確と指摘されたことから、今回の申請ではこうした部分の説明を改善した。

同協議会によると、狭山茶の生茶葉の生産量は19年度で約4020トン。埼玉県内では入間市が最も生産量が多い。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]