日銀の新型コロナオペ、8.3兆円供給 中小支援追加で

2020/6/24 18:36
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日銀は24日、新型コロナウイルスで資金繰りに苦しむ企業などを支える特別オペ(公開市場操作)を実施した。供給額は8兆2784億円で、同オペの貸出残高は計20兆8352億円に膨らむ。5月の臨時の金融政策決定会合で決めた中小企業支援の追加措置が始まり、利用が伸びた。

特別オペは3月に新設し、金融機関に有利な条件で企業などへの貸し出し原資を供給している。5月の会合では中小企業の資金繰り支援を強化するため、政府の経済対策の無利子・無担保融資などと連動した新たな資金供給制度の導入を決めた。24日の特別オペから新制度の利用分も含まれるようになり、資金供給額の大幅増につながった。

特別オペの貸出残高は従来の約16兆円から3割強増える。今回8.3兆円が上積みされる一方、3月の初回オペの3.4兆円が返済を迎える。日銀は特別オペの総枠を90兆円としており、なお資金供給余力は大きい。

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