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中国医薬集団、UAEでコロナワクチンの臨床試験

【大連=渡辺伸】中国の国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)は開発中の新型コロナウイルス向けワクチンで、アラブ首長国連邦(UAE)で第3期の臨床試験を実施する。中国は他国に比べて新規感染者を抑えており、感染者が増えている国外で試験を進める。同ワクチンは世界的に開発競争が激化しており、中国はいち早い実用化をめざす。

シノファーム傘下の中国生物技術が23日夜、UAEの衛生当局から臨床試験の承認を得たと発表した。試験の開始時期は明らかにしていない。UAE側はワクチンの開発に成功後、現地で生産することも視野に入れる。

シノファームでは武漢市と北京市に持つグループの研究所でそれぞれワクチンを開発中だ。そのうち武漢の研究所は16日、第2期の臨床試験で被験者全員に抗体が生成したと発表している。

北京の研究所は4月に生産設備をつくり、ワクチンの年間生産能力として1億2千万個を確保した。武漢の研究所も年産能力1億個をめざして工場の建設を進めている。

世界保健機関(WHO)によると、臨床試験中の新型コロナワクチンは世界で13種類あり(18日時点)、そのうち5種類が中国勢。科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)はブラジルで、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)はカナダで第3期臨床試験を実施する計画を発表ずみだ。薬の臨床試験は第1から第3段階まであり、第3臨床試験まで終えると実用化が見えてくる。

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