破綻の豪航空ヴァージン、社債保有者が再建案

2020/6/24 16:31
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ヴァージン・オーストラリアは4月に経営破綻した=ロイター

ヴァージン・オーストラリアは4月に経営破綻した=ロイター

【シドニー=松本史】4月に経営破綻した豪航空2位のヴァージン・オーストラリアについて、同社の債権者らが債務の株式化を軸とした再建案を管財人のデロイトに提出したことが24日、分かった。ロイター通信などが伝えた。

すでに買収案を提出した米ファンド、ベインキャピタルとサイラス・キャピタル・パートナーズに対抗する動きとなる。ただ、デロイトはベインら2社を最終応札者として指定しており、今回の債権者らの提案が受け入れられるかは不透明だ。

ロイターによると、再建案を提出したのはヴァージンの社債保有者ら。債務約20億豪ドル(約1400億円)を株式化するほか、約10億豪ドルの資金提供も提案した。ヴァージンの上場は維持し、現経営陣を支持する方針という。

ヴァージンは新型コロナウイルスによる需要急減を受け4月、日本の民事再生法の適用申請に当たる任意管理手続き入りを発表し経営破綻した。負債総額は約70億豪ドル。

デロイトは30日までに優先交渉者を選定する意向を表明している。

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