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多様性が活力生み出す 中沢孝夫氏が選ぶ3冊

はずれ者が進化をつくる 稲垣栄洋著

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人間は「普通」や「平均」を必要とする。標準的なモノサシがないと、優劣が測れないからだ。良い品、悪い品。高いもの、安いもの。利口とバカ……大体が相対的だが。

動物や植物あるいは魚は、個別の種類を生きている。松尾芭蕉は「おのおの花の手柄かな」と詠んだとのこと。確かに樹木や花の比較は無意味である。それぞれが異なった咲き方、茂り方をしている。

みなが同じ性格を持つ集団は危機を超えられない。はずれ者がもつ...

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