AIが類似特許を調査 米調査会社がサービス開始

2020/6/24 11:21
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記入欄にアイデアを入力すると、同じ言語の特許から似ているものを数秒で表示する

記入欄にアイデアを入力すると、同じ言語の特許から似ているものを数秒で表示する

特許調査サービスを手がける米アンプリファイド・エーアイ(カリフォルニア州)は、アイデアを文章で入力すると既存の類似特許を人工知能(AI)が調べるサービスを始めた。AIが特許の文章を学習しているため精度が高いという。調べた結果を数秒で表示し、発明や特許表記の効率化につなげる。

新サービス「Amplified(アンプリファイド)」の提供をこのほど始めた。サイト内の記入欄にアイデアを入力すると、同じ言語の特許から似ているものを数秒で表示する。キーワードを検索する方式ではなく、AIに特許の文章全体を学習させているため類似性が高い特許のみを表示できるという。

AIは世界約20カ国の特許をカバーし、日本語と英語での調査に対応している。料金は調査1回あたり2万円(税別)で、30回まで調査できる月額プランが5万円(同)。新たな発明をする人が似た特許がないか調べたり、企業が特許申請する際に使ったりすることを想定する。

アンプリファイド社は特許調査会社での勤務経験を持つサムエル・デイビス最高経営責任者が2017年に起業した。日本に支社を持ち、顧客は日本企業が大半という。これまでにジェネシア・ベンチャーズ(東京・港)やディップなどから240万ドル(2億5000万円)を調達してきた。今後は中国語での調査や技術論文への対応を目指す。

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