東武鉄道、「社会的距離」保つ旅行プランを発売

2020/6/24 10:34
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東武鉄道と東武トップツアーズは「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」の確保に配慮した旅行商品をこのほど発売した。栃木県の日光・鬼怒川周辺の商品で列車の販売座席数を絞り、宿では個室で食事を提供して他人との接触機会を減らす。新型コロナウイルス対策を踏まえた「新しい生活様式」のもと、安心して旅を楽しみたい女性層などの需要を見込む。

東武鉄道と東武トップツアーズは「社会的距離」に配慮した旅行商品を発売した(特急「スペーシア」)

都道府県をまたぐ移動制限が19日に解除されたことを受けて、新商品を発売した。期間は7月1日から9月30日まで。宿泊プランは鬼怒川エリアで11種類、日光エリアで5種類を用意した。栃木県日光市の「鬼怒川温泉ホテル」に泊まる1泊夕食、朝食付き商品の料金は大人1人あたり1万7100~2万7400円となる。

割引価格での往復運賃や特急料金も含まれる。区間は東武線の乗車駅から東武日光駅、または鬼怒川温泉駅となる。同路線の日光・鬼怒川エリアの一部が乗り放題となる、観光用の切符もつく。

往復の特急列車は6両編成の「スペーシア」を使い、うち1両を同商品向けに充てる。座席は4人掛けのボックス席を発売の1単位とし、1つのボックス席に座れるのは2人までにした。通路を挟んだ席同士は1列ずらし、横並びを防ぐという。車内の空気は換気装置で入れ替える。

食事は宿泊する部屋もしくは個室の会食場で提供する。旅行プランの案内サイトには消毒液の設置状況など、各ホテルの感染症対策を載せた。

東武グループの「日光金谷ホテル」(日光市)では1873年の創業以来、初めて個室で食事を提供する。同ホテルでの昼食や観光用の買い物券が付いた日帰りの「金谷ホテルランチプラン」も用意した。料金は大人1人9000円。

東武トップツアーズは4月の緊急事態宣言の発令以降、1日まで全ての事業所を臨時休業または一時閉鎖にしていた。

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