「当面は政策効果を確認」 日銀6月会合の主な意見

2020/6/24 10:50
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日銀は24日、15~16日に開いた金融政策決定会合の発言内容をまとめた「主な意見」を公表した。3月以降に新型コロナウイルス対応の追加緩和策を相次ぎ講じたことを踏まえ「日銀の政策措置はおおむね出そろい、当面は政策の効果を丁寧に確認・検証するのが望ましい」との指摘が出た。

同会合では企業の資金繰り支援や金融市場の安定をめざす政策の現状維持を決めた。銀行の貸し出し増などを念頭に政策の効果が出ていると評価しつつ「今後もさらなる政策対応の必要があれば迅速に対応すべき」との声が出た。デフレを警戒し「先を見越した追加緩和が現時点で必要」との指摘もあった。

景気の先行きについては「(新型コロナの)ワクチンや治療薬がないなかでは負の影響の長期化は避けがたい」との声が出ている。回復ペースも「緩慢になる可能性が高い」との見方が多い。

中小企業を中心に雇用や設備の余剰感に強まりがみられるとして、人員や設備の縮減が「物価の下落に波及するリスク」も指摘された。「予測可能な将来に物価がモメンタム(勢い)をもって2%に近接していく姿を予想するのは難しい」という声も上がった。

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