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NY金上昇 7年8カ月ぶり高値 コロナ「第2波」懸念
一時1トロイオンス1790ドル台に

2020/6/24 10:20
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金の国際価格が急騰している。指標となるニューヨーク金先物は日本時間24日の時間外取引で一時1トロイオンス1791.8ドルまで上昇。4月に付けた1788.8ドルを上回り、2012年10月以来約7年8カ月ぶりの高値を付けた。米国など世界各地で新型コロナウイルスの感染者が再び増加。景気回復が遅れるとの見方から安全資産とされる金を買う動きが加速した。

新型コロナの累計感染者数は23日時点で、187カ国・地域で900万人を超えた。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は同日の議会証言で、米国内の新型コロナウイルスの感染状況に関し「気がかりな急増が起きている」と警告した。世界的に感染の終息が見通せず、景気の回復のスピードが想定よりも遅くなるとの懸念が高まっていることが、金への資金流入を促している。

景気下支えのため、各国中銀による低金利政策が長引くとの観測も、金利が付かない金の価格を押し上げる一因だ。金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏は「投機筋の流入で金価格は上げ足が速まっており、近く1800ドルを上回る」とみる。一方、マーケットアナリストの豊島逸夫氏は「足元の金相場は実需の裏付けがなく、バブルの様相も強い」と指摘する。

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