米国立研所長、コロナ再拡大を警告 「気がかりな急増」

2020/6/24 6:45
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ファウチ氏は23日、議会下院で新型コロナの感染拡大に懸念を示した=ロイター

ファウチ氏は23日、議会下院で新型コロナの感染拡大に懸念を示した=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は23日の議会証言で、米国内の新型コロナウイルスの感染状況に関し「気がかりな急増が起きている」と警告した。南部テキサスなど複数の州を名指しした上で、原因究明や対策を急ぐよう地方政府に促した。

議会下院の公聴会で答えた。南部フロリダや西部アリゾナの局所的な流行が全米の感染者増につながっていると指摘し「非常に厄介な問題だ」と強調した。各自治体に「今後数週間の対処が重要になる」と検査拡充などの対応を呼びかけた。

トランプ大統領が20日の選挙集会で感染者数を減らすために検査を遅らせるよう指示したと発言したことを巡り、ファウチ氏は「(政権内の)誰も検査を遅らせるよう言われていない。検査件数は今後も増やす」と否定した。同氏は政権の新型コロナ対策本部で主導的な役割を果たしてきた。

ファウチ氏は新型コロナのワクチンについて「(焦点は)好ましいワクチンが得られるかどうかではなく、いつ得られるかだ」と開発に自信を表した。年内か2021年初めに提供できる可能性があるとの楽観的な見通しを堅持した。

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