NYダウ続伸で始まる 一時200ドル超上昇、米中懸念後退で

2020/6/23 22:55
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【NQNニューヨーク=川内資子】23日の米株式相場は続伸して始まった。午前9時45分現在、ダウ工業株30種平均は前日比208ドル10セント高の2万6233ドル06セントで推移している。ナバロ大統領補佐官が22日夜の米テレビ番組で「米中貿易協議は終わった」と発言、直後にダウ平均先物は急落する場面があった。これに対しトランプ米大統領が同日夜、米中の第1段階の合意は「全く変わっていない」とツイッターに投稿して火消しに回った。米中関係を巡る懸念が後退し、買いが優勢となった。

ニューヨーク証券取引所

トランプ氏は「中国が協定を順守し続けることを望む」とも投稿し、中国との合意の有効性を強調した。ナバロ氏もその後、自身の発言は第1段階の合意には関係がなかったと釈明した。

IHSマークイットが23日発表した6月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値の総合指数が市場予想以上に上昇した。世界経済の停滞が長引くとの警戒感がやや薄れ、投資家心理が上向いたとの指摘もあった。

米債券市場で長期金利が上昇し、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が高い。スポーツ用品のナイキや建機のキャタピラーなど中国関連銘柄も上げた。ソフトウエアのマイクロソフト、アナリストの目標株価引き上げが伝わったスマートフォンのアップルはともに連日で上場来高値を更新した。

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