百十四銀行、顧客情報記載の書類紛失

百十四銀行は23日、国分寺支店(高松市)の窓口で5月11~12日に取り扱われた書類が紛失したと発表した。紛失したのは顧客の氏名や住所、口座番号、取引金額などが記載された伝票。同行は支店内で誤って廃棄した可能性が高く、現時点で顧客情報が不正に利用された事実は確認されていないとしている。
紛失した書類には113の個人と、93法人の情報が記載されており、該当する顧客への連絡を進めている。通常は伝票を製本した上で保管するが、新型コロナウイルスの影響で4月15日から6月2日にかけ製本作業を休止していた。伝票を袋に入れて保管していた際、廃棄するごみに紛れてしまったと説明している。
6月8日に顧客から問い合わせのあった取引内容を伝票で確認しようとした際、紛失が判明した。