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コロナ禍で「グロース型」優位に(投信ランキング)

2020/7/2 12:00
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コロナショックで急激に悪化した運用環境は、不安定ながら改善に向かいつつある。国内株式で運用する投資信託も年初来リターンがプラスに転じるファンドが増えてきた。上位には成長期待の高い銘柄を多く組み入れた「グロース型」が目立つ。

■年初来リターン、上位はすべて「グロース型」

国内株式を投資対象とするファンドを運用スタイルで大きく分けた場合、グロース(成長)株とバリュー(割安)株のどちらを多く組み入れているかで「グロース型」と「バリュー型」の2つに分類できる。区別するには、各ファンドの目論見書などに明記された運用方針や、組み入れ銘柄や業種別PBR(株価純資産倍率)などで大別する方法がある。

国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF、確定拠出年金=DC専用などを除く)のうち、主に国内株式に投資する純資産総額(残高)50億円以上のファンドを年初来リターン(分配金再投資ベース、6月12日時点)でランキングしたところ、上位10本すべてが「グロース型」だった(図表参照)。

一般的に低金利環境下では、高いリターンが期待できるグロース株投資が優位になる傾向がある。日本や欧州のマイナス金利政策に加え、米国でもゼロ金利政策が長期化するとの見方が強まったことがグロース株への資金流入を促し、ランキングに反映されたとみられる。日経平均株価が年初来安値を付けた3月19日からの戻り局面でも、反発力が大きかったのは「グロース型」だった。

■短期間で急回復、今後の成績にも注目

年初来リターン1位となった「DIAM新興市場日本株ファンド」の投資対象は、東証マザーズなどに上場する新興企業。最新の月次リポート(5月29日時点)では情報・通信業への投資が6割を超えており、コロナ禍でも堅調だったこの業種の株価上昇が好成績につながった。

2位の「企業価値成長小型株ファンド<愛称:眼力(ガンリキ)>」は、自己資本利益率(ROE)水準などから企業価値の成長を見込める小型株に投資している。組み入れ比率の高い情報・通信業やサービス業の銘柄が堅調だった。

DIAM新興市場日本株」は3月19日からの戻り局面でもリターンが70.3%で首位、「眼力(ガンリキ)」は63.5%で3位に入り、どちらも短期間で急回復を果たした。コロナショックという重大局面での銘柄選びが今後のパフォーマンスにどう影響してくるかにも注目したい。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)

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