大阪・富田林署逃走、樋田被告に懲役18年求刑

社会・くらし
2020/6/23 14:27 (2020/6/23 17:25更新)
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2018年8月に大阪府警富田林署の接見室のアクリル板を壊して逃走し、加重逃走罪などで有罪の部分判決を受けた無職、樋田淳也被告(32)の論告求刑公判が23日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で開かれた。検察側は「社会に深刻な不安を与えた」として懲役18年を求刑した。公判は結審し、判決は7月3日に言い渡される。

被告は計21件の事件で起訴され、堺支部はうち18件について裁判官だけで区分審理し、5月の部分判決で加重逃走罪など17件を有罪とした。23日は強盗致傷罪など3件の裁判員裁判があり、検察側が加重逃走罪なども含めた全体の求刑をした。

検察側は論告で「被告は見ず知らずの男が接見室のアクリル板を壊したと不合理な弁解をし、破壊行為を否認した。逃走中の万引きも身勝手極まりない」と述べた。

弁護側は最終弁論で「逃走は計画的でなく、飲食物などを盗んだのも生活のためにやむを得ず行った」と主張。「被告は32歳で未来のある若者。必要なのは社会で更生する機会を与えることだ」と寛大な処分を求めた。

樋田被告も最終意見陳述し「多くの人に迷惑をかけ申し訳なく思う」などと話した。

起訴状や部分判決によると18年5月、同府富田林市で金品を奪う目的で女性を襲ったなどとしている。〔共同〕

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