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プリファードのスパコン、エネ効率部門で初の首位

(更新)

人工知能(AI)開発スタートアップのプリファード・ネットワークス(東京・千代田)が開発したスーパーコンピューター「MN-3」が、スパコンの性能を競う世界ランキングのエネルギー効率部門の首位となった。ランキングは専門家が国際会議で決めて年に2回公表しており、22日に最新版が出た。同社が部門首位となるのは初めてだ。

MN-3は自社開発した深層学習向けのチップ「MN-Core」を搭載し、5月に運用を始めた。スパコンは大量の電力を使うと計算力が上がる一方で、稼働時に多くの熱を発するようになる。高温になると能力を十分に発揮できなくなるが、冷却能力にも限界がある。そこで、プリファードは少ない電力で効率よく計算できることに狙いを絞り、チップの開発を進めてきた。

同社の平木敬シニアリサーチャーは23日の日本経済新聞の取材に「電力による制約が少ないコンピューターは多くの場所で使える」と語り、エネルギー効率向上の意義を強調した。MN-3はロボット制御のソフトウエアなど、自社や協業する企業向けに開発するAIの学習に活用する。大量のデータを読み込むことで、優れたAIを作る狙いがある。今後、さらなる能力拡張も予定する。

22日に公表されたスパコンの世界ランキングでは、計算速度などの4部門で理化学研究所と富士通が開発した「富岳」が首位となった。

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