日経平均反発、終値111円高 ナバロ氏発言に揺れる

2020/6/23 9:10 (2020/6/23 15:33更新)
保存
共有
印刷
その他

23日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比111円78銭(0.50%)高の2万2549円05銭で終えた。前日の米株式市場でハイテク株の比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新し、投資家心理を上向かせた。ただ、米中通商協議を巡る報道を受けた株価指数先物への売りで一時下げに転じるなど、値動きが荒くなる場面があった。

米ハイテク株高を支えに、成長期待の高い半導体関連株などに買いが集まった。割安感のある景気敏感株を物色する動きもあり、相場を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。

午前の取引時間中に米メディアなどが「ナバロ大統領補佐官が『中国との通商協議は終わった』と発言した」と報じると、コンピューターのアルゴリズムを駆使する投資家の先物売りが出た。サウジアラビアがミサイル攻撃を受けたとする一部報道も売り圧力を高める材料となった。日経平均の下げ幅は一時180円まで広がった。

その後、ナバロ氏が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、報じられた発言の趣旨は異なると釈明すると下げは一服。トランプ米大統領が「米中貿易合意は完全に無傷だ」とツイッターに投稿したことも米中関係に対する悲観を和らげた。

東証1部の売買代金は概算で2兆2716億円。売買高は11億9280万株だった。

JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比65.92ポイント(0.46%)高の1万4293.21だった。東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反発し、8.05ポイント(0.51%)高の1587.14で終えた。

東証1部の値上がり銘柄数は1358と全体の約63%を占めた。値下がりは706、変わらずは103銘柄だった。

トヨタ日立が上昇。東エレクアルプスアルが堅調に推移し、ディーエヌエ電通グループが高い。一方、任天堂セブン&アイが軟調。第一三共塩野義が下落し、川崎汽が安かった。ソフトバンクグループ(SBG)は朝高後、下げに転じた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]