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新型コロナ薬で「吸入タイプ」 米ギリアドが治験開始

吸入タイプのレムデシビル実用化を目指す(写真は米ギリアド本社=ロイター)

【ニューヨーク=西邨紘子】米医薬大手ギリアド・サイエンシズは22日、新型コロナ治療薬「レムデシビル」について、吸入タイプの開発が治験の最初の段階に入ったと発表した。すでに点滴薬は日米で特例承認を受けている。吸入タイプが実用化されれば、外来や自宅で投薬しやすくなる。

今週中に健康な人に少量を投与し、安全性などを確認する治験を始める。結果が良好なら、8月にも軽症の新型コロナ患者を対象とした次の段階の治験に進む。吸入タイプが普及すれば入院患者数の抑制や医療コストの軽減が期待できるほか、軽症の患者の治療にも使いやすくなるという。

ギリアドは2020年末までに200万人分の治療に必要なレムデシビルが生産できる見通しと説明した。21年にはさらに数百万人分を上乗せできるという。今月に入り、新生児や妊婦、重度の腎臓病患者など健康リスクの高い新型コロナ患者を対象に同薬の効果や安全性を調べる治験の計画も発表している。

他の薬と組み合わせることで、治療への効果を高める研究も進めている。

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