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スーパーコンピューター世界一を競う理由は?

2020年6月23日の日本経済新聞朝刊1面に「国産スパコン 世界一奪還」という記事がありました。理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、計算速度で世界一になりました。なぜスパコンの性能を競うのでしょうか。

スパコンは現代社会に欠かせないインフラです。新薬の開発や防災のシミュレーションなどに応用されています。特にスパコンの計算速度は研究を左右します。2011年に世界一になった国産スパコン「京(けい)」だと1年かかる実験が、富岳を使えば数日で終わります。計算速度を速めるため、各国は多額の研究費を投じて性能を高めています。

富岳は新型コロナの治療薬研究にも使われています。21年に運用開始の予定でしたが、今年4月に前倒しして投入されました。薬がウイルスに作用する詳細なメカニズムを、分子レベルで調査しています。ほかにも電車内のクラスター予測やレストランでの飛沫感染のシミュレーションにも使われているといいます。

日本がスパコンの計算速度で世界一を奪還したのは8年半ぶりです。これまで米国と中国が首位を争ってきました。富岳が世界一になれたのは、米中より早く次世代機を投入できたからだ、と指摘する声もあります。性能の進化も気になりますが、今後どのような研究に活用されていくのか、楽しみです。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は6月23日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。パソコンよりタブレット派。

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