逸失利益の賠償支払い方法で初判断か 7月9日最高裁判決

2020/6/22 18:46
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交通事故に遭わなければ得られたはずの収入に対する損害賠償の支払い方法について争われた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は22日までに、判決期日を7月9日に指定した。結論を変更する際に必要な弁論は実施されず、定期的な支払いを認めた二審判決が維持される公算が大きい。

事故で障害を負った場合、将来得るはずだった収入などを「逸失利益」として賠償額を計算する。実務上は金額を一括で受け取る方法が一般的だ。最高裁が定期的な支払いを認めた場合、障害の状況に応じて賠償額を見直せるようになる。保険金を支払う損保会社の実務にも影響を及ぼす可能性がある。

この訴訟では、4歳で交通事故に遭い高次脳機能障害を負った男性と両親が運転手と保険会社などを相手取り、事故に遭わなければ得られるはずの将来の収入分を一括ではなく定期的に支払うよう求めた。二審・札幌高裁判決は男性側の主張を認めていた。

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