人種差別が突きつける欧州の「負の歴史」
Global Economics Trends 欧州総局編集委員 赤川省吾

赤川 省吾
Global Economics Trends
編集委員
2020/6/28 2:00
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日本経済新聞 電子版
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米国での白人警察官による黒人男性暴行死事件は、欧州にとって対岸の火事ではない。欧州は倫理観で「世界をリード」などとうたいながら、実態は米国同様、白人による人種差別という悪習を抱えるからだ。過去の植民地支配を引きずる負の遺産もあらわとなり、政治のみならず、学術研究でも遅れがちだった植民地主義の清算が迫られる。

■各地で引き倒される銅像

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