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エジプト大統領、軍事介入の可能性を示唆 リビア巡り

エジプトのシシ大統領は20日の演説で、内戦状態にある隣国リビアの暫定政権に対し軍事介入も辞さない考えを示した。エジプトは暫定政権と敵対する有力武装組織のリビア国民軍(LNA)を支援しており、6月上旬には停戦期間入りを提案していた。

シシ氏は同日、軍の施設を視察した。視察後の演説で「エジプトによるいかなる直接的な介入も正当性がある」と述べ、軍事介入の可能性を示唆した。

トルコの支援を受けた暫定政権軍が、奪還に向け攻勢を強める中部の要衝シルトについて「レッドライン(越えてはならない一線)だ」と強調した。「リビアの人々が介入を要請するならエジプトとリビアは国益、安全保障、安定を共有していることを国際社会に示すことになる」と述べた。

一方、エジプトが支援するLNAと敵対する首都トリポリ拠点の暫定政権は「リビア国内に『レッドライン』など存在しない」と反発している。

リビア国内の勢力争いでは、2019年4月以降、東部ベンガジなどを拠点とするLNAが暫定政権の拠点であるトリポリに進軍した。劣勢だった暫定政権はトルコの支援を受けて盛り返し、6月上旬にはトリポリ全域の支配権を回復しさらに反撃を強めている。

暫定政権側はシシ氏の演説を受けて「市民と国際平和への脅しだ」との声明を発表した。

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