列島各地で部分日食 自粛明け、喜ぶ子ども

2020/6/21 17:56 (2020/6/21 22:19更新)
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福岡市中央区で見られた部分日食(21日午後5時9分)=共同

福岡市中央区で見られた部分日食(21日午後5時9分)=共同

太陽の一部が欠けて見える部分日食が21日夕、日本列島の各地で観測された。国内での日食は昨年12月26日以来。21日は北半球で昼の時間が最も長い夏至に当たる。新型コロナウイルス対策の外出自粛が明け、観察会に参加し喜ぶ子どもたちの声が聞かれた。

今回は前回よりも大きく欠ける好条件で、那覇市では太陽面積の約8割が覆い隠された。東京や一部の地域では、あいにくの曇り空となったが、沖縄などの各地で欠けていく様子が見られた。アフリカからアジアにかけて太陽の外縁がリング状に残る金環日食となる地域もあった。

福井県では福井市の越廼海水浴場で観察会が開かれ、市自然史博物館の職員が観測用の眼鏡を参加者に貸し出した。同県あわら市から親子で訪れた小学3年、跡部清登君(8)は「太陽が食べられているみたいだった」と興奮気味。父の清一郎さん(43)も「外出自粛が明けて久しぶりのお出掛けになり、子どもが楽しめたようで良かった」と話した。

兵庫県伊丹市の伊丹スカイパークで開かれた観望会を家族で訪れた小学1年の中田千尋君(6)は「ちょっと久しぶりのお出掛け。曇っているけど、眼鏡をかけると欠けているのが結構見える」と笑顔をのぞかせた。

国立天文台は日食に先立ち、新型コロナ対策で観測の際に密集しないよう呼び掛けた。

次に国内で部分日食が起こるのは2023年4月20日だが、その際に見ることができるのは九州の南部や沖縄など一部地域のみ。海外では太陽が完全に隠れる皆既日食となるところがある。

全国で日食が見られるのは10年後の30年6月1日で、北海道の多くの地域では金環日食を見られそうだ。〔共同〕

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