「消える西側」覆う強権

風見鶏
2020/6/21 2:00
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日本経済新聞 電子版
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12日朝、中国の武漢で男の子が生まれた。父はいない。医師の李文亮氏は2月7日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった。習近平(シー・ジンピン)指導部はコロナ対応の初動が遅れ、いち早く警鐘を鳴らした李氏まで当局が処分した。その死は体制への市民の怒りに火を付けた。

それから4カ月。炎は鎮まったようにみえる。

四川省出身の老夫婦は最近、昼食前に「中国共産党に感謝」という。北京の会社員は不自由を我慢する…

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