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新型コロナ流行「危険な新局面」 WHO事務局長が警鐘

(更新)
WHOのテドロス事務局長はパンデミックは加速しているとも強調した=ロイター

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は19日、新型コロナウイルスの流行について「世界は危険な新局面に入った」と警鐘を鳴らした。18日には1日当たりで過去最多となる15万人以上の新規感染者が確認された。中南米などで猛威をふるい、収束の兆しは見えない。

WHOによると、18日の新規感染者の半数はアメリカ大陸で、南アジアや中東からも多くの感染の報告が届いた。テドロス氏は「パンデミック(世界的な大流行)が加速している」と述べ、危うい状況が続いていると強調した。個人には対人距離の確保の徹底を、各国には検査や患者の隔離、接触者の追跡調査を改めて呼びかけた。

欧米やアジアでは多くの国が外出規制の緩和や飲食店の営業再開に動き始めている。ただ、感染の「第2波」への懸念も強い。WHOは「ロックダウン(都市封鎖)の解除はデータに基づき慎重に段階的に実施しなければならない」(緊急事態対応の責任者マイク・ライアン氏)と警告した。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、19日時点で世界の感染者は850万人を超え、特にブラジルやインドなどで急増している。新型コロナは患者に軽症や無症状の人が多いうえに、飛沫感染しやすいのが特徴で、知らず知らずのうちに感染が広がっている可能性もある。

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