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アメリカン航空、20億ドルの起債へ調整 米報道

【ニューヨーク=大島有美子】アメリカン航空が5年債の発行を通して20億ドル(約2100億円)を調達する方向で投資家との交渉に入ったことが19日、分かった。米ブルームバーグ通信が伝えた。旅客需要の底打ちが期待されるなか、政府融資に加えて投資家からも資金を調達することで流動性を高める。

アメリカン航空は社債発行を検討している(4月、ワシントン)=ロイター

交渉がまとまれば22日の週にも起債する。担保付き社債で利回りは11%程度で調整しているが、発行条件が変わる可能性もある。空港のゲート使用権などを担保にすることを想定している。

新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が悪化して以降、アメリカンは従業員の給与向けに補助金と融資で政府から58億ドルの金融支援を受けた。さらに政府が設けた支援枠を活用し47億5000万ドルの追加融資を申請している。

アメリカンは旅客需要の底入れを見込み、7月の減便数を従来比で約半減とし、5月の約8割減から大きく圧縮する計画だ。現金は4月には毎日1億ドル流出していたが、これを6月中に4000万ドルまで減らすという。従業員の自主的な早期退職などを通じてコストも減らし、2020年末には現金流出をゼロにする。

財務基盤の強化策を踏まえ、投資家から資金を調達する環境が改善したとみられる。航空会社による資金調達を巡っては、デルタ航空が4月末に35億ドルを年7%の利回りで起債した。ユナイテッドも5月に起債を検討し、11%の利回りを提示したようだが投資家と条件が折り合わず断念した。

ただ、ユナイテッドは4月に10億ドル超の公募増資を実施している。アメリカンの市場での資金調達が注目されていた。

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