アエロメヒコ、破産申請検討か 新型コロナで業績悪化

2020/6/20 3:42 (2020/6/20 7:23更新)
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【サンパウロ=外山尚之】メキシコ航空大手アエロメヒコが米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を検討していることが明らかになった。米ブルームバーグ通信が19日、関係者の話として伝えた。新型コロナウイルスの影響で経営環境が悪化する中、中南米では航空会社の破綻が相次いでいる。

新型コロナでアエロメヒコの業績は悪化していた=ロイター

ブルームバーグによると、シティグループなどから破産法適用の助言を受けているものの、最終決定はしていないという。報道を受けて19日の市場ではアエロメヒコの株価が5%超の大幅安となり、社債の利回りも上昇(価格は下落)した。

アエロメヒコは19日、「まだ決定していない」とする声明を発表。営業に支障が出ないリストラ策について検討しているとしている。

メキシコは新型コロナの感染拡大が続いており、旅客需要が急減。感染が本格化する前の1~3月期の時点で既に赤字となっており、経営状況が悪化していた。左派のロペスオブラドール大統領は大企業への支援に消極的なため、市場では政府支援への期待は低い。

新型コロナの震源地となっている中南米では地域最大手のLATAM(ラタム)航空グループと2位のアビアンカホールディングスが5月に破産申請した。路線縮小や撤退も相次いでいる。

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