NYダウ、300ドル強上昇して始まる 米中関係の改善期待

2020/6/19 23:00
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=松本清一郎】19日の米ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発して始まった。午前9時35分時点では前日比319ドル05セント高の2万6399ドル15セントで推移している。中国が米国産農産物の購入を増やすと伝わり、米中関係が改善に向かうと期待された。経済活動の再開で米景気が持ち直すとの楽観論も崩れておらず、景気敏感株への買いが相場を押し上げている。

ニューヨーク証券取引所=AP

米ブルームバーグ通信は19日、「米中貿易協議の第1段階の合意に沿うべく、中国が米農産物の購入を加速する」と報じた。米中外交トップは17日にハワイで会談。会談に出席したポンペオ米国務長官は18日、「楊潔篪(ヤン・ジエチー)中国共産党政治局員は第1段階の合意を守り、達成すると再度約束した」とツイッターに投稿していた。

5月の米小売売上高の大幅な上振れを契機にした米景気の回復観測も続いている。19日の市場では化学のダウ、航空機のボーイングなど景気敏感株の上げが目立つ。米原油先物相場が40ドル台を回復し、石油のシェブロンやエクソンモービルも買われている。

ただ、ダウ平均は伸び悩む場面もある。カリフォルニア州やアリゾナ州など米国の複数の州で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高を更新した。コロナ感染の第2波が経済回復を遅らせかねないとの懸念はくすぶっている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]