中部の交通網、正常化へ 日航は那覇便3本に

2020/6/19 19:30
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中部の交通インフラは順次、正常化に向かい始めている。中部国際空港(愛知県常滑市)では19日から、日本航空(JAL)がグループで運航する那覇便を1日3便まで復便した。新型コロナウイルスの感染拡大前は同4便だったが、足元では1便に減っていた。

同日午前、乗客らを空港で見送ったJALの五百旗頭義高・中部地区支配人は「ご利用いただける機会を心待ちにしていた。機内の消毒などを通じて、より安心・安全な搭乗ができるようにする」と述べた。

JR東海は19日と21日に東京―新大阪間で東海道新幹線の臨時列車を計12本出す。新幹線は7~8月にはほぼ通常ダイヤに戻る見込み。6月1~17日の利用状況は前年の同じ時期に比べ77%減と戻りは鈍いものの、金子慎社長は「混雑を敬遠する観点から余裕を持って座っていただきたい」としている。

高速バスではジェイアール東海バスが名古屋―東京、名鉄バスが名古屋―京都間などの運行を順次拡大させている。長距離移動で車内は3密(密閉、密集、密接)になりがちなため、感染防止に向けて列の中央部にある座席は発売を見合わせるという。

移動制限の解除で経済活動が活発になれば、出張や観光、物流の戻りに弾みが付くとみられる。中日本高速道路(NEXCO中日本)は20日から普通車などの通行料金が約3割引きとなる「休日割引」を復活する。5月に前年同月比38%減と過去最低の減少率だった通行台数は、6月に14日(代表地域のベース)までに2割減まで回復した。

NEXCO中日本の宮池克人社長は「落ち込みが厳しかった(普通車を含む)小型車が戻れば回復傾向はさらに強くなる」と期待している。

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