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コロナ第2波ならピーク時9万5000人入院

専門家会議推計

(更新)
第2波が発生すると、病床数は大幅に不足する可能性がある

政府の専門家会議は19日、新型コロナウイルスの感染の「第2波」が発生した場合の患者数の推計をまとめた。高齢者中心に感染が広がるなど悪条件が重なった場合、各地で同時に感染のピークを迎えたと仮定すると、入院者数の単純合計は全国で最大約9万5千人に上る。

厚生労働省は3月にも「何も対策を取らなかった場合」との前提で同様の試算をしており、その時の入院者数推計は約22万人だった。今回はそれよりは減ったものの、現時点で確保を見込む病床数は全国で約3万床で、依然大幅に不足する可能性がある。同省は各自治体に、病床確保など医療提供体制を整備するよう改めて求めた。

推計は厚労省クラスター対策班の北海道大の西浦博教授らのチームがまとめた。▽20~50代で感染拡大した場合▽60代以上の高齢者で感染拡大した場合――など、複数の条件に分けて試算した。高齢者で感染が拡大し、自治体などによる自粛要請のタイミングも遅れるなど悪条件が重なったと仮定したケースで、入院者数が最も多くなることが示された。

東京都では最大で約9千人が入院すると推計した。大阪府は約6400人、愛知県が約5200人、北海道は約4300人。いずれも自治体が準備している病床数を大きく上回る。

感染拡大が20~50代中心で、自粛要請もそれほど遅れずに出されたと仮定した標準的な条件での試算では、入院者数の単純合計は全国で約1万8千人となる。

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