名古屋のホテル、「予約まだ鈍く」

2020/6/19 19:30
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都道府県境をまたぐ移動自粛が全面的に解除されたものの、名古屋市のホテルでは「出張客らの予約はまだ鈍い」との声が多い。名古屋駅前や市中心部の栄地区に施設を持つワシントンホテルは客室稼働率が1~3月に48%と前年同期から26ポイント落ち込み、4~5月は一段と低下した。6月も傾向は変わらないという。

鳥取や岡山にある同社の店舗も状況は同じで「企業が出張をどう緩和していくのか注視していく」(担当者)という。全43店舗で客室をテレワークスペースとして貸し出すプランを提供している。需要は根強く、当面はプランを継続する。

料金帯がやや高めのシティホテルでも予約の戻りはこれから。名古屋マリオットアソシアホテルは5月の稼働率が2割弱だった。直近も同様の傾向が続く。「急な回復は難しく、8月の夏休み需要に期待したい」(担当者)

名古屋観光ホテルはビジネス客の予約が少しずつ入るようになったが、直近の稼働率は1割にも満たないという。

リゾートトラストは、栄地区にある1店舗の休業を6月末まで続ける。予約の回復が鈍いことを織り込み、顧客を他店舗に集約して稼働コストを抑えていく方針だ。

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