印リライアンス、通信・小売子会社を上場へ

アジアBiz
2020/6/19 17:50
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インド大手財閥リライアンス・インダストリーズ(RIL)は19日、通信事業と小売業を担う子会社をそれぞれ5年以内に上場させる考えを明らかにした。いずれの事業もインドで市場拡大が見込めることから、上場をテコにさらなる成長につなげる。

リライアンスの通信事業は急成長した(ムンバイ郊外の通信子会社の本社)

通信事業のジオ・プラットフォームズ、小売業のリライアンス・リテールを上場させる方針。ムケシュ・アンバニ会長兼社長は声明で「(両社に)今後2~3四半期に世界的な人材を招き入れ、5年以内の上場を目指して成長を加速する」と強調。「我々の消費者向けビジネスに対し、投資家から強い期待を得た」と述べた。

また18日にはサウジアラビアの政府系ファンドから1136億ルピー(約1600億円)を調達したことを発表した。RILは4月22日の米フェイスブックによるジオへの出資を皮切りに、18日までに計11件、総額で1兆1569億ルピーを米国と中東から調達した。「ライツ・イシュー」による増資分も加え、約2カ月間で1兆6881億ルピーもの資金を手にした。

同社の有利子負債から現預金などの手元資金を差し引いた正味の借入金は3月末で1兆6100億ルピーだ。目標よりも前倒しで実質無借金を実現した。(早川麗)

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