23区中小の景況、過去最低 東京商工会議所

2020/6/19 17:34
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東京商工会議所は東京23区の中小企業を対象にした4~6月期の景況感調査をまとめた。景況感を示す指数「業況DI」は1~3月期から43.4ポイント下がり、マイナス70.1だった。2006年の調査開始以来、最低になった。来期の見通しは2.0ポイント悪化のマイナス72.1で、新型コロナウイルスによる経済の落ち込みが続くとの見方が多い。

DIは前年同期と比べ業況が「好転」と答えた割合から「悪化」の割合を引いて算出する。5月22日~6月1日に985社から回答を得た。

これまではリーマン・ショック後の09年1~3月期のマイナス58.2が最低だった。景況感は卸やサービスなど幅広い業種で落ち込んでいる。

同商議所は20年度の中小企業の設備投資動向も調査した。「実施する」(35.2%)、「実施しない」(40.3%)とも19年度からわずかに減った一方、「未定」が1.7ポイント増の24.6%だった。

実施する投資目的では「新製品・新サービス開発、新分野への進出」が6.6ポイント増の23.3%と伸びが目立った。経済の変調を機に自動車部品メーカーが個人向けに金属製品を売るネットショップを開くなどの動きがあった。20年度に調査項目に加えた「テレワーク導入」への投資も28.0%あった。

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