日本触媒と三洋化成工業、経営統合「強い意志で」

2020/6/19 17:30
保存
共有
印刷
その他

経営統合を予定している日本触媒三洋化成工業は19日、それぞれ大阪市内と京都市内で株主総会を開いた。4月には新型コロナウイルスや原油価格の急落などを受け、2020年10月に予定していた統合を21年4月に延期することを決めた。日本触媒の五嶋祐治朗社長は「期日に向けて統合を強い意志で進めていく」と株主に説明した。

五嶋社長は業績の見通しに関する質問に対して「足元で紙おむつ原料の売り上げは落ちていないが、自動車向け素材が厳しい。生産の最適化などで補えるよう努力したい」と話した。

三洋化成の安藤孝夫社長も経営統合延期の経緯などについて株主に説明。株主から質問はなかったという。両社ともに新型コロナ対策として人数を絞り、座席の間隔を開けた。

両社は19年5月に経営統合を発表。両社を完全子会社とする持ち株会社「シンフォミクス」を設立し、日本触媒の普通株式1株に持ち株会社普通株式1.225株、三洋化成の普通株式1株に持ち株会社普通株式を1株割り当てる計画としていた。新型コロナや石油価格急落で業績の先行きが不透明になったため、この比率を見直す。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]