室蘭のキメラが航空機部品の認証取得、道内中小で初

2020/6/19 15:00
保存
共有
印刷
その他

キメラの藤井徹也社長(左、17日、室蘭市)

キメラの藤井徹也社長(左、17日、室蘭市)

精密部品加工のキメラ(北海道室蘭市)が航空産業の品質管理規格「JISQ9100」を取得した。航空産業への参入に欠かせないが、審査や費用面のハードルは高い。日本製鋼所室蘭製作所(同市)も取得しており、キメラによると北海道の中小企業でこの規格を取得したのは初という。

キメラは手のひらサイズの精密金型や加工部品を短納期で大量生産できる技術を持つ。ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ(IST、大樹町)とも共同研究しており、人工衛星を積む大型ロケット「ZERO」のエンジン部品を開発している。

航空機には高度な安全性が求められるため、完成機や主要部品メーカーは原則として認証を取得した企業にしか発注しない。新型コロナウイルスは航空産業の逆風だが、キメラの藤井徹也社長は「認証があれば品質をアピールでき、航空機以外の仕事の受注にもつながる」と期待を寄せる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]